洗車する時にやってはいけないこと

洗車は「洗えば良い」という事ではなく、自動車を綺麗にする事です。先にお話したような工程で「車の汚れを科学の力で分解し、洗い流す」、これが「洗車」の極意になります。

ですから力任せに洗えば良いのではありません。むしろそれでは自動車を傷つけてしまう事になりかねませんので、セームやシャワオ等で表面を撫でるような感覚で十分なのです。

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洗車は決して擦らない

洗車に慣れていないとどうしても「洗車=擦る」と考えてしまいがちですが、決してそのようなものではありません。

洗剤という化学の結集の前では擦る事はあまり意味がありません。むしろ擦る事によって塗膜、つまり自動車の表面に傷をつけてしまう事になります。

汚れは食器の頑固な汚れとは違います。力任せに擦り落とすのではなく、シャンプー等の性能を上手く駆使して「洗い落とす」事なのです。

なぜ力任せの洗車は駄目なのか

塗膜の硬さをモース硬度

なぜ力任せに洗車をするのは好ましくないのか。
自動車の塗膜の硬さはモース硬度表で表すと、およそ2Hとされています。モース硬度とは硬度の基準のようなものと考えていただきたいのですが、2Hという事は、言い換えれば3H以上の力が加算されると傷つく事になります。

納車したばかりの新車はとても美しいです。透き通るようなボディをしていますが、新しいからという事もありますが、単純に傷がついていないからでもあるのです。

これは、塗膜表面に傷がなければ、新車でなくともある程度の綺麗さを保つ事が出来る事を表しています。

洗車で擦ってはいけない理由

なぜ擦ってはいけないのか。単純に力任せに擦って塗膜に圧力をかけるという問題もありますが、それ以上に厄介なのは埃の中に含まれている物質の硬さです。

ガラスの硬度がおよそ5Hとされていますが、埃の中には石英といって、結晶になっていない水晶が含まれているケースがあります。この石英、硬度は7H程あるとされているのです。塗膜どころかガラスよりも硬いものが埃の中に交じっているのです。

セームやシャワオが埃を取り込まないとはいえ、洗車時に流しきれない水・洗車液の中にはどうしてもこれが含まれてしまいます。

つまり、洗車液で落ちなかった汚れを力任せに擦するという事は「2Hの塗膜に7Hの石英を擦りつけている」という事になります。傷がついてしまうのも当然の摂理なのです。

フロントウィンドウを見るとこれがよく解ります。ワイパーの跡が傷になってしまう事もありますが、ワイパーのゴムそのものは柔らかいものの、そこに石英が混ざれば7Hの物質で擦っているようなものです。

この事実からも、「擦る」事が如何に塗膜に対して大きな負担を与えるのかが解るはずです。

洗車液で落ちない場合は別の手段で

では洗車液で落ちない場合にはどうするべきなのか。汚れたまま放置しろという事なのか?と訝しがる人もいるかもしれませんが、そのような汚れに対しては別の手段でアプローチすべきです。

洗車用品も多々登場していますので、特定の汚れ専用の洗車用品があります。タール・ピッチの汚れに対しては専用のスプレーが発売されているように、汚れに対しての手段は各々あるのです。

また、汚れといっても様々です。鳥のフンですと研磨剤を用い、塗膜そのものを修正する所から行わなければならないケースも出てきますし、状況次第ではプロに依頼した方が確実なケースもあります。

このように、洗車液では落としきれない汚れは力任せに擦るのではなく、別の方法で落すべきです。

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