タントエクゼのカスタム

“タントエクゼ”、“エクゼカスタム”は2009年12月から発売をしている。ベースになっている車は“タント”なのだが、タントでは広大な室内空間の確保や、シートアレンジなどを可能にするために軽視されていた“上質な乗り心地”を可能にするために開発をされた車だ。

別な言い方をすれば、タントは子育て層から、若者、割合に高齢者までと幅広いユーザー層がターゲットになっていたのだが、広いスライドドアはいらないし、複雑なシートアレンジもいらないという層に向けた車だと言えるのだろう。

その結果、特徴的なスライドドアはこのエクゼシリーズにはない。すべてのドアは“ヒンジドア”に変更されているのだ。その結果、重量はタントと比較すると約60Kg軽量化をされているので、全体としてはかなり軽くなった印象がある。

ちなみにタントエクゼは、富士重工へOEM供給がされていて“ルクラ”としてスバルが販売をしている。

スポンサーリンク

タントエクゼ、エクゼカスタムの外寸は、全長3,395mm、全幅1,475mm、全高1,730mm、重量は870~980kgとなっている。全高がやや低くなっていいることと、重量が1トンを切ったことに目をひかれる。標準のタントは1トンを超えていたので、紙の上で見て“思い車”だなと感じていたが、1トンを切ると何となく軽自動車だなと感じさせてくれる。しかし、軽自動車では最重量級であることには、相変わらず何の変りもない。

エンジンはストレート3 DOHC NAのKF-VE型、ボア×ストロークが63.0mm×70.4mm、パワートルクは58ps/7,200rpm 6.6kgm/4,000rpmとなっている。ちなみにこのエンジンの重量は単体の乾燥重量が47kgと、660ccクラスの最軽量を達成していた。もう一機種のエンジンはターボエンジンで、ストレート3KF-DET型 DOHC インタークーラーターボで、ボア×ストロークが 63.0mm×70.4mm、パワートルクは64ps/6,000rpm 10.5kgm/3,000rpmトなっている。

サスペンションはフロントがマクファーソンストラット、リアはFFがトーションビームで4WDが3リンクを採用している。トランスミッションは2010年10月からは、全車種CVTになっている。また、インタークラーターボはカスタムの最上級車種である“RS”のみにラインナップがされている。

走りの評価としては、割合に走行音が侵入してくることが気になる、という評価もある。また、ステアリング操作にたいして、割合に素直で、最近のダイハツ車のダルな印象は少ないという評価もあれば、初代タントほどではないのだが、ワッとくるロールには恐怖感を感じるという評価もあり、走り方で評価が割れるということなのだろう。

あとはブレーキにタイルす不満と、エンジンパワーに対する不満があげられている。

こういったところをテーマにして、カスタマイズという強化策を考えていきたい。

まずサスペンションとボディーの補強から手をつけていきたいと思うので、さっそくパーツを調べると、かなりの製品ラインナップがあることに少々驚く。

とくにサスペンションには何と“エアサス”まであるから、ビックリした次第だ。しかしそのエアサスの価格は、約50万近いことにも2度ビックリしたものだ。
しかしこれは好みになるので、エアサスを入れたい方は一考の価値があるのかも知れない。

一般的な金属バネを使った設定で考えていくが、この車にはスタビライザーの付いた仕様もあるので、バネレートをあまり高めず、ダンパーとスタビライザーに頼ったでッティングにして、粘り腰のセッティングが使いやすいと思う。スタビライザーを強化品にするときに、ついでといってはなんだが、各ブッシュを強化品に替えておくと、かなり効果がでるのでやってみる価値はある。

ボディーの補強だが、サブフレームとボディーの接合部の緩みというのか遊びを修正して、一体感を強化するためにリジッドカラーを入れることをお勧めしたい。その上で、アンダーボディーの前後に補強材をれれば、かなり高い剛性感を出すことができる。

これでも不足だと感じるのならば、ストラットタワーバーを追加すれば、相当な剛性感を出すことができる。サスペンションの動きは、設計値にほぼ近い動きをすることになるので、安心感はたかい。

ブレーキなのだが、高剛性キャリパーに交換して、耐フェード性の高いパッドを入れて、フルードも高沸点タイプのものに替え、ホースをステンレスメッシュなどで補強をした、高剛性タイプのものに替えれば、かなり強いブレーキにすることが可能だ。長いワインディングの下りで連続使用をしても、簡単に顎を出すこともなくなる。

エンジンなのだが、ターボ、NAともに吸排気系を高効率化してから、燃調を取り直す意味と、PCでいう空き領域を使えるようにするために、ロムの書き換えをしてみると、はっきりと体感できる程度の違いは出てくるようだ。

また、ターボの場合にはチューンの領域が広いので、ブースト圧アップや、タービンユニット自体の交換も可能になるので、ショップのスタッフさんと相談してみるといいと思う。

ここまでやると、かなり走る車にすることは可能だろう。

スポンサーリンク


Gooが提供する車検取次サービス

車検の依頼・相談

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加