CR-Vのメンテナンス

この車の最大の特徴と言えば、それはなんと言ってもiVTECエンジンだろう。このエンジン、中・低速域と高速域では吸気バルブの開度を違えて、燃費を悪化させることなく高回転・ハイパワーを実現していると言う、なかなかの優れものだと言える。

かなり複雑な機構を持っているのか、と言えば、実はそれほど複雑怪奇な機構でもなくいことは周知のじじつではある。だが、しかしなのだが、高速側のカムによく乗せる走り方をしていると、かなりオイルの劣化が早くなり、消費も多くなる事も事実なのだ。
したがって、エンジンオイルのメンテナンスが、ひとつの大切な“肝”になるであろうことは間違いないだろう。

高速側のカムに乗せる走り方と言えば、代表的な事例としてはサーキット走行と、峠を攻める走りがある。このCR-Vの場合には、サーキットを走る機会はそうはないのだろうが、人によっては峠を攻めることぐらいはあると思う。また、このエンジンの加速感が好きだと言う人は、ATをマニュアルモードにして、スタートダッシュをを楽しむ事も多くあることだと思う。
とにかく、高速側のカムに乗った時の快感は、結構堪らない感覚なのだから、仕方がないので、ついついやってしまうのだ。

シビックユーロR等で、サーキット走行をする機会の多い方等は1500Km~2000Km程度で交換する場合もあるようだが、峠レベルが多い場合ではそこまで神経質にならなくても大丈夫だろう。3000Km~5000Kmをひとつの目途にして、交換のサイクルを図れば良いと思われる。エレメントの交換は、オイル交換2回に対して1回の頻度でやりたい。
また、日ごろから異音には注意を払っておきたいものだ。
精密なエンジンほど、異音で健康状態を訴えてくる事は確かだからだ。

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次にはやはりミッションと、デフのオイルに注意を払っておきたい。
このミッション、先代まではあまり評判が良くなかったのだが、4代目は一新されたミッションとなっている。また、パドルシフトを使って5速を自在に操る事も楽しいので、ついつい余計なシフト回数が増えてしまいがちではある。

また、エンジンをハイカム側に乗せる、或いは乗せやすい回転数に保つなど、峠での走りでは自然にシフト回数は増える事も事実だ。
このため、ATフルードにかかる負担もおおきいことになる。ここはやはり、10000Km前後をめどにして、交換サイクルを決めた方が良いと思う。

デフに対しても同じような事が言えるのだが、ロッキングファクターの高いLSD等を組み込んだ場合などは、エンジンオイルと同じサイクルでの交換をした方が良いと思う。
かなりな発熱量があるために、オイルに関する負担は想像以上になるからだ。
そうでない場合には、ミッションと同じサイクルでの交換でも支障はなさそうだ。

後はブレーキフルードの量と、色の点検は欠かせない。重量が1500Kg(総重量は1700Kgオーバー)という、ミドルからヘビー級に差し掛かったこの重量をまともに減速、或いは停止させるためには、相当な熱エネルギーが発生するため、Bフルードは常に健康でなくてはならない。
沸点の高いものに交換しているのであれば、吸湿性は余計に高くなるので、濁り等には充分注意したい。
もし、濁っていれば水分をかなり含んでいると言うサインであり、沸点はいきなり低くなるので、使用条件によってはベーパーロックを避けられなく事もある。
危険回避のためにも、注意をを払っておくべきことだ。それと、減りに関しては、漏れと、パッドの減りが考えられるので、すぐに点検に出した方が賢明だ。

他にも液体関係ではLLCの量と色には注意を払いたい。
濁りや減りは水路のシールドに以上があり、オイルが混入して濁ったり、エンジン内部に水漏れを起こして減りが発生してる事が考えられるからだ。
発見次第、即点検・修理をするべき事案だろう。

他にも4WD独特な現象として、ダストブーツにかかる負担を挙げられる。
破れがあると、グリースが流れでてしまい、潤滑不良を引き起こす可能性があり、定期点検時にはやってくれるのだが、日ごろから駐車場の地面に垂れていないか等ということを、充分に目視点検をしておくべきだ。

後は、例によってベルトの目視点検と、手による引っ張りでテンションの点検を定期的にすることをお勧めしたい。
現代の車は、簡単にはベルトに対してのダメージが起こるケースは少ないのだが、希にない事もないので、注意をすることにこしたことはない。
どのベルトが切れても、緩んでも、走行不能になる場合がほとんどだからだ。

こうしておけば、10万Km前後までは普通に走れるだろう。
その後、ドライブシャフトやウォーターポンプ、オイルポンプやラジエーターホースに、エアーインテークホース等など、準消耗品が耐用期間を迎えて、交換するケースが現れるのだが、それでも、きちんとしたメンテをしておけば、あくまでも消耗品の範囲での事に終始するから、大きなトラブルに発展するケースは少ない。
もっとも、ウオーターポンプや、オイルポンプが寿命を迎える前兆を察知しないことには、大トラブルに発展していしまう事は確かなのだ。
これも、定期点検をきちんと受ける事と、常日頃から車の健康状態に気遣っていれば、小さな異変にも敏感に慣れるから、察知することは決して不可能ではない。

常に、車ときちんと向き合って付き合っていれば、どんな些細な事でも察知できるはずだ。
この、きちんと向き合って付き合っていくことが、最大のメンテナンスと言えるのかもしれない。

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