アルファロメオMITOのメンテナンス

MITOのメンテナンスには、時に気遣う事はなく、等と言いたいところなのだが、実は気遣うところばかりだと言ってもよいだろう。
特にどこがどう、というわけではないのが、実はイタ車の特徴なのだろう。ある程度、自虐的になるか、おおらかに“まあ、イタ車だからね”という気持ちになれるかどうか、というところがこの車と長く付き合うポイントになるだろう。
国産車から比べると、本当に些細なところがおかしくなるのだ。例えば、納車時にセールスマン氏が全てを点検して、取り説宜しくレクチャーをしている最中にルームランプが点灯しなくなったり、ワイパーが動かなくなったり等という事も、あると言うことだ。まあ、これは知人から聞いた話だから、本当だろう(彼は159のオーナー)。
まあ、納車の日からこんなことがあるのだから、今後は暗雲漂うと言った状況なのだろうが、彼に言わせると“まあ、しょうがないよね。なったってイタ車だからさ”という、おおらかさでこれからの事を楽しむつもりのようだった。
まあ、彼の車とMITOは違う車種だから、とはいうもののあくまでもアルファであることには何の違いもない。
そこで、MITOにも通じるアルファに関する注意事項と、MITOに起こった話をここでは述べていきたい。

スポンサーリンク

先ずは、何といってもトラブルと言えないような事は、起こってもあたりまえという神経で接してほしい、という事が大前提になるらしい。
そんな中でも、重大なトラブルに発展する前に、潰しておきたい事はあって当然なのだが、聞いてみれば当たり前のことだった。
トラブルの芽になる要因は、やはり国産車もイタ車も同じようで“液体関係”が重要ポイントだと言うのだ。
各種のオイルなどは、メーカーの推奨するスパンなどは全く当てにする必然性がないと、彼は言いきるのだ。エンジンオイルなどは、ドライブフィールに全てを委ねなければ良い事はひとつもないだろうと、ある種の恐れに似た感情を持っているのではないか、と思える発言までしていた。事実、彼はオイル交換の時期を距離や時間で定めてはおらず、エンジンのレスポンスと音に頼って交換をしている。このおかげで、例えばちょっとした異音(慣れないと聞き分けられないそうだ)が発生して、オイルを交換してもそれが納まらない場合には、迷うことなくディラーに直行すると言う。このおかげでバルブ周りにちょっとした異変が起きていて、危なくバルブをクラッシュする事態を回避できたと言うことだった。
これが、メーカーの推奨するオイル交換のスパンを守っていたらと考えると、かなり怖い話しだと思う。
なにしろ“パーツがないので、暫くお預かりします”何て言う事はざららしいので。
また、ミッションからもガラガラとまではいかない雑音が出たときにも、素早くディラーに直行したそうだ。
この時にも、直接の原因は最後まで判らなかったらしいが、結局はオーバーホールに近い形で修理を行い、大ごとにはならずに済んだと言うことだった。
これは、停車時にニュートラル(MT)で、クラッチはつながった状態での事だったと言う。これも放置していたら、プラネタリーギア等の破損につながっていたらしいという。

またLLCの状態に濁りが発生したときには、即座にエンジンを止めてディーラーを呼んで、積載車に乗せて運んでいってもらったそうだ。このときには、一部のガスケットに部分的な破損があり、オイルが混入していたと言う。これは放っておいてもしばらくは大丈夫だったらしいが、その後に起こる重大事を考えると早目の手当てが功を奏して、大事には至らなかったという。
クラッチフルードが減っている時には、まず疑ったのは漏れだと言う。彼は恐る恐るの運転で、ディーラーに持ち込んで点検をしてもらったところ、やはり若干だが漏れが発生していて、液量が?減していいたらしい。放っておけば、やはりクラッチが使えなくなり、ミッションにダメージを与えることになりかねなかったと言う。
この他にも、突然補助灯が点灯しなくなったり、パワーウインドーのスイッチが効かなくなり、高速の料金所が来るたびに下車して料金を払ったり、メーターの針が突然全く動かなくなったり等などは可愛いものだと言う。
まあ、本当に、ある種自虐的になり、更におおらかな気持ちで接しなければいけない車ののかも判らない。
そして、彼が言うには“159だろうが、MITOだろうが同じことで、大きなトラブルになる前に、その予兆を掴んで対処することが肝心だ”という。つまり、トラブルの芽を摘むための知識と訓練が必要らしい。
おかげで彼は、159を納車以来大きなトラブルにすることなく、上手く付き合っていると言う。
MITOも159もへちまもあるか、という事が彼のアルファ乗りとしての大局的なメンテナンスの基本だと言うのだ。
まあ、国産車では起こり得ない、と思っているだけで、実は起こる時期が違うだけなのかもしれない。

スポンサーリンク

最後に、MITOで起こった面白いと言うのか、ちょっとしたトラブルの話しをご紹介しよう。
それは、何と直進ができなくなると言うことだった。勿論、蛇行したり、極端に左右どちらかにステアリングを取られてしまうと言うことではないらしいのだが、何となく左に寄って行ってしまうらしい。知らず知らずにステアリングを修正しながらの走行は、結構疲れると言っていた人がいたのだ。
みんなで、タイヤのローテをして様子を見ろだとか、全ローテじゃなくても前だけ左右入れ替えたら、だとか結構無責任に言ったのだが、彼はそれを実行したが一向にらちがあかなかったと言う。
私が、その場にいて、159オーナーの話しを聞いていたら間違いなく、ディーラーへ直行することを勧めたと思うが、あいにくこの話を聞いたのはつい最近で、そのMITOのオーナーとは一面識もないので言うわけにはいかない事が残念だ。
しかし、そのMITOのオーナーはついにパワステまでを疑いだしたらしい。
一日も早いご平癒をお祈り申し上げるばかりではある。
でも、そんなことを飛び越えてでも、乗って楽しいのがイタ車なのだろう。
ぜひ、大きなトラブルになる前に前兆を掴み、その芽を摘み取ってしまい、楽しいイタ車ライフを楽しみたいものだと思うのは、私だけだろうか。


Gooが提供する車検取次サービス

車検の依頼・相談

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加