ガラスの汚れとガラスクリーナー

ガラスが汚れると、まずは前が見づらくなり、目が疲れてくる。
ガラスの汚れには概ね3通りの条件があると考えてよい。
ひとつは埃と泥汚れで、これは雨天時に前車が巻き上げる飛沫や、晴天時でも飛んでくる埃が積もったりすることで発生する汚れだ。ふたつ目は、内窓が白く曇ってしまう汚れで、これは原因がいろいろあって、とにかく白く曇るのだがティッシュなどで拭くと黒い汚れが付いてくる。車を使っても使わなくても、経時変化によりかってに白く曇るのだ。そして、みっつ目は、油汚れだ。様々な理由で着いてしまう油汚れ。オイル交換をしたときに、メカニックの方がガラスを触ってしまったり(当然空拭きはしてあるが)、ドライブスルーで買ったフライドチキンを手掴みで食べた子供さんが、窓を触ってしまったり等など、様々な理由で着いてしまうのが、この油汚れだ。
どの汚れにしても、視界を確保するという意味で考えると、いい事はひとつもない。

こういった汚れが着くと、まずはガラスクリーナーのお世話になる訳だ。
でも、どういったクリーナーが使い易く、また、クリーニング効果が高いのだろうか、という疑問が出てくる。
一般的に言って、ガラスをクリーナーで磨くときには、前提として洗車をしてからと言うことが殆どだと思うので、この条件で述べていくことにする。
ガラスを磨くときは洗車やワックスがけを全て終えて、一番最後の行程として行うことが好ましい。なぜならば、ガラスを磨くこと以外に他の作業がないので、他の作業ををすることによって、綺麗に磨いたガラスを汚すことがないからだ。
ガラスクリーナーを直接スプレーする事を避けて、綺麗なタオルにスプレーして汚れをふき取る。全部のガラスを拭いてから別の綺麗なタオルで、位番初めに拭いたところから順番に空拭きをして仕上げる。ワックスを拭き取る要領でやれば、比較的簡単に綺麗にできる。
順序としては、外窓を仕上げてから内窓を仕上げると上手く行く。
そして、ガラスクリーナーはシリコン等が入っていないものを使うことをお勧めする。
仕上がった時にギラツキがなく、すっきりと透明に仕上げることができるからだ。買い求める時には、これがポイントになるとご理解いただきたい。
缶に入ったフォームタイプと、ハンドスプレーに入れて使うタイプがあるが、要は中身の問題なのだから何を選ぶかで決めるべきだろう。

ここまでは一般的な汚れについての事を述べてきたが、よくある鱗状に固着してしまった“スケール”と呼ばれるものにはどうやって対応したらよいのかと言うことがある。
このスケールは雨によって流れたワックス成分や、空気中の汚れ、水道水のカルキ成分やミネラル成分などが様々な理由でガラスの表面に固着してしまった物を総称して言う。
とてもではないが、普通の洗車やガラス磨きでは取ることはできない。
これを取るためには、基本的には研磨剤で汚れを剥離させながら、洗浄成分で洗うというハイブリッド効果が必要になる。同じような理由で、油膜落としのクリーナーにも研磨剤は含まれている。
研磨座と言うと“傷が付く”と思われる方が多いと思うが、ガラスに傷をつける事の出来る研磨剤を、こういう製品に使うわけがないから心配はご無用と言うこと出、安心してご使用いただいても大丈夫だ。

使い方としては、まずガラスを綺麗に洗って作業の時に傷のもとになる埃や砂をゼロにして置く。この時に、洗い上がったガラスはいったん拭いて水気を取っておくべきだ。そうしないと、風で飛んで着た埃や砂が沢山着いてしまう可能性が大きいからだ。
次に説明書に書いてある通りに使えばよい。多くの場合には、付属のスポンジを濡らしてから絞って、液剤をつけて対象面のガラスをこする。この時のコツとしては、いきなり大きい面積を対象に作業をせずに、だいたい30㎝四方程度の面積に留めるべきだ。この範囲だったら力も入り易いし、鱗が取れたどうかを見逃すこともあまりない。
作業面の液剤が弾くことがなくなったら、一度水で流してみる。完全に液剤が流れたときに、弾く部分があれば、そこをもう一度作業して、同じように水で流して確認をする。
OKだったら次の面積に進み、これを繰り返して全面を作業していく。
油膜取りも全く同じ方法で行うことができる。
このスケール除去作業はかなり重労働であることは、覚悟した方がよい。もっと簡単にやりたいのであれば、電動ポリッシャーにスポンジバフをつけて作業することは可能だ。この場合、四隅はバフが入らないので手作業になるが、全面手作業に比べたらかなり時間短縮にはなる。
また最近では、研磨剤の入っていないものも出てきている。これは化学反応でスケールを分解してしまうもののようだ。
気になる方は、一度試してみるとよいかもしれない。
スケールや油膜を取って、すっきりとした視界を確保して、安全運転をお願いしたい。

スポンサーリンク


Gooが提供する車検取次サービス

車検の依頼・相談

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加