VWポロGTIのメンテナンス 

ポロGTIのメンテナンスには特に気を付けなくてはいけない、と言った事はないと知り合いのオーナーは言っている。
しかし、この車には独特な機構が幾つかある。

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今や、そう珍しくもなくなったDSGがそのひとつであり、ひと口で言ってしまえばMTでありながらATとして使えると言う機構だ。じじつ、AT限定免許で乗る事が出来るのだ。
この機構、なかなか優れものであってATのような滑り感がなく、ダイレクトにつながり、ダイレクトに加速していく感覚は、間違いなくMTそのものと言う感覚だ。
目隠しをして乗車させられて、そのまま走りだされてしまえば、間違いなくMTと言う判定をくだしてしうことは請け合いだ。
おまけにMTは、ドライバー自らが操作をしてシフトをして行くために、操作をするドライバーの能力次第でシフトアップ・ダウンの時間は決まってしまう。しかし、このDSGはパドルシフトでマニュアル操作をしようが、自動モードで勝手にシフトしようが、その全てはDSGがやってくれるから、人間がやるよりもはるかに的確に、しかも素早く確実に行ってくれるから、誰が運転をしてもその時間は変わらないという、優れものだ。

しかしそのために、結構複雑な機構を持っている事も事実ではあるのだ。
知り合いのオーナーは、この為のメンテ上の肝はオイル交換ではないかと言っている。彼のばあい、あちらこちらに手を入れてカスタマイズ化しているために、果たしてトラぶっても保証の対象になるのかどうか判らないとも言っていた。
おまけにこのDSG、トラぶった場合の主な対策としてはそっくりDSG自体を交換することが主流だというらしい。もしも、保証の対象外になっていた場合には、一体いくらぐらいの費用がかかるのか判らないと言っていた。彼の予測としては、恐らく百万円単位にはなるのではないだろうか、と言っていた。彼の友人がゴルフGTIに乗っていて、前には進むがバックすることができなくなり、ディラーに持ち込んだら、DSGのコントロールユニットであるメカトロニックが駄目になり、交換をしたときにパーツ代だけで四十万近くしたと言っていたことから、推測をしたことらしいのだが、保証期間が過ぎていたので仕方がないとは思ったのだが、何か釈然としない出来事だったようだ。
これがDSG本体だったら、と考えるとぞっとする事も確かなため、オイル代が頻繁にかかろうが、一時に大出費をするよりもましだと言う事が、彼の考え方の根底にはあるようだ。
それならば、毎月DSG積立をすればいいじゃないか、という考え方もあるが、車好きという人種は手元に使えるお金があると、何となく他に回してしまうものだからなかなか実現することは難しいかもしれない。

もうひとつは電子制御デフロックXDSが採用されていることだ。これはコーナリング中、内側駆動輪の負荷不足を検知して、ブレーキを制御、駆動輪の空転を積極的に防いで滑らかなコーナリングを実現する機構だ。結構有難い機構で、彼に言わせるとFF独特の面白みにはかけるきらいがあり、なにか乗せられているようだが実効性は高く、サーキットなどでのタイムを稼ぐためには良いと言うことだった。
これについては、やはり通常の機械式制御のものとはちがい、駆動輪の空転を防ぐためにブレーキ圧を高めると言う手法を取っているらしく、直接的にメカに対する負荷はないかもしれないと、彼は言っている。しかし、ここはやはり定番のオイルに拘ってメンテナンスを考えた方が得策かもしれない。それが、基本ですからねとも、彼は言っていた。
このふたつの、ちょっと変形的な機構に関しては、未だあまりデーターがないようなので、何とも言えないのだが、やはり彼の言う通りの事をして行くことが必要だろうと言う事は、充分に理解ができるのだ。

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最後にもうひとつあるのが、スーパーチャージャーと言う過給機だ。この車には、このスーパーチャージャーとターボチャージャーがついている。二種類の過給器がついていることになり、それぞれの役割がある。
低速域はスーパーチャージャーで補い、中・高速域をターボで過給して行くというやり方で、大排気量をも感じさせる余裕のあるエンジンの働き方をさせることが目的なのだろう。
それは、結果的にはもの凄く上手くいっていて、断つきのない太いトルク感を感じさせてくれるこのエンジンには、とりあえずのところは何の不足もない。せいぜい、あと五百回転ぐらいはトップエンドで滑らかに回って欲しいと言うことぐらいだろうか。
それだって、トルクバンドからは外れている回転域なのだから、まあ、早期になるものではないだろう。
そんななかで、ターボはエンジンオイルによって潤滑されているわけなので、ターボの負荷を込みで考えたオイル交換のサイクルを設定できることになる。しかし、スーパーチャジャーは独立した潤滑をおこなっているわけであって、独自のオイルに対するマネージメントをしなくてはならない。
これも、結構シビアに感がた方がよいと、彼は言っていた。
彼は3~5000Kmでエンジンオイルを交換していて、その二回に一回のサイクルで交換をし居るといい、おかげでサーキット走行を含めても何のトラブルもないと言っている。
これも、いわゆる液体管理の一環なのだろうが、車も人で言うと血液であるところのオイルが汚れると、やはり何らかの不都合を引き起こすことになるのだろうかと、ふと思った彼の言葉だった。

この車にはみっつの肝があり、ひとつはDSGであり、ひとつはXDSであり、最後はスーパーチャージャーだと言うことになるだろう。
この三つの機構に共通して言える事は、彼の言葉を借りればオイルの管理だと言うことになりそうだ。
私も全く同感であり、車は液体とベルトをしっかり管理していれば、そうトラぶったりはしないものだとおもっている。


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