デミオのドレスアップ

初代デミオが登場した時期は、マツダが瀕死の状態にあったときであり、この初代デミオに社運をかけなければならないという事情があったようだ。1996年当時のマツダは、バブル期に展開した“販売多チャンネル化”大失敗のつけを払うという、本当にきつい状況下であり、この状況打破のための即応策の切り札としての役割を、この初代デミオが背負うことになったのだった。

そのために開発期間は限らた時限しかなく、既存のコンポーネントを使うことしか許されなかったのだという。プラットフォームも設計のかなり古いものしか使うことができず、新鮮味を出すことは無理だったようだ。

しかし、当時のミニバンブームに乗ることはできたし、しかも他のミニバンのほとんどは“立体駐車場”に入らない高さを持っていたが、デミオはあえて全高を押さえ、立体駐車場に入庫できるようにしたことは、かなり受けたようだった。しかも、全高を押さえた割には、室内スペースを犠牲にすることはなく、ライバルたちに引けを取らない室内スペースを確保できていたことも、こう言ったジャンルの車にとっては、大きなことだったのかもしれない。

デビューから約1年後の、1997年6月には生産累計10万台突破という数字を残していることを考えると、初代デミオは成功した車だと言えるのだろう。その原因は、やはり前述のような理由からくる“汎用性”の高さにあるのかもしれない。この手のミニバンに、走りを求める人や、強烈な個性を求める人は希少なのだから、やはり汎用性が高いことは生命線だったのかもしれない。

そして5年後の2002年には2代目の登場となった。この2代目も初代のコンセプトである“汎用性の高さ”と言うことをテーマに、キープコンセプトの道を行くことになった。しかし、初代よりも少々大きく重くなってしまったことも事実だった。

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初代、2代目ともにミニバン的なデザインがコンセプトであったために、決してオシャレな車たちではなかったのだが、2007年に登場した現行の3代目はかなりオシャレな車になっている。販売の軸をヨーロッパにシフトしていくという事情からなのか、ミニバン路線を廃止して、いわゆる“コンパクトハッチバック”をコンセプトにしたデザインになったのだった。このためかヨーロッパを強く意識したデザイン処理になって、名前だけは“デミオ”であるのだが、全く違った車に見える。特に“SPORT”には、専用のフロントグリルやサスペンション、更には控え目なのだがエアロパーツまで付いているから、かなり気合いの入った製品造りをしたことがうかがえる。

この3代目の外寸は全長3,900mm、全幅1,695mm、全高1,475mm、重量970~1,070kgと言う数値になっている。わずかに全幅が多きなったこと以外、2代目よりもダウンサイジングになっている。特に大きいのは、重量が100kg軽減されたことだと思う。

かなりスタイリッシュになったとは言え、やはり生産車には違いがないので、個性を求めるのであればやはりエアロパーツのお世話になることは欠かせない。そしてエアrパーツで武装をしたら、やはりタイヤとホイールにも手おw入れたくはなるので、さっそく調べてみたら、かなり多くの製品ラインナップを見ることができる。これだけあれば、まず選択肢に困ることはないと思う。

この中から、自分のイメージを具現化していく作業をするのだが、はじめに画像を見つけてチェックして、自分のイメージに合うものを候補として挙げることから始めることになる。画像を探すことは案外簡単で、自動車雑誌各種とネットを検索すれば割合に潤沢に画像をチェックすることは可能だ。

こうして候補を固めたら、今度は取扱をしているショップを探すのだが、これも自動車雑誌各種とネット検索で情報を手に入れることは簡単だ。ショップの候補も決まったら、実際に出向いてスタッフさんとコミニュケーションをとることをお勧めしたい。いい関係が構築できなければ、今後のこともあるのでかまったときの相談相手がいなくなってしまうから、ここは結構重要だ。

もうひとつショップで重要なチェックポイントがあるのだが、実車をチェックすることだ。ショップのデモカーがあればそれを、なければ他の顧客の入庫を教えてもらい、是非実車チェックをしたいところだ。実車チェックをすると、製品のクォリティー、取り付けの技術、そして何より画像と実車のイメージの乖離をチェックすることができるからだ。

こうしてエアロパーツを組み付けた車には、やはり常套手段としてインチアップしたホイールに、扁平率の値を示す数字の小さい厚みの少ないタイヤをセットして履かせたい。このホイールのデザインひとつで、車全体のイメージを左右しかねないから、しっかりと選んでいただきたいところだ。

そして、ホイールの外周に3㎜程度の幅で、カラーリングをしてみてはどうだろう。色はダークレッドや、マスタードイエローなどがマッチすると思うが、ボディーカラーに合わせて考えてみるといいと思う。あとは大口径になったホイールの開口部から覗くキャリパーなのだが、ホイールの外周に使った色と同色にしてみることもいいと思う。そして、ローターをスリット入りなどに変えると、停車中にも主張のある車にすることができる。

最後にインテリアなのだが、ファッション性と実効性の両面から、バケットタイプに交換することをお勧めしたい。ちょっと前だとそんなに選択肢はなく、限られた選択肢の中から選ばなくてはいけなかったのだが、今はかなり選択肢は豊富にある。ショップのスタッフさんに予算などを伝えれば、候補を挙げてくれるから、その中から選べばいいと思う。

そして、しっかりとした強度を持つ素材で作られた、滑り止め機能の付いたスポーツペダルに替えれば、ちょっとスパルタンなイメージにすることができる。

このデミオのステアリングはお世辞も“格好いい”とは言えないのだが、ステアリングを変えることは、エアーバッグの問題など、任意保険の契約時と仕様が変わると、いざと言う時に保険金が下りないなどのこともあるので、保険会社と相談をしてからにしたほうがいいと思う。

ここまでやると、カスタマイズと合わせて、かなり面白い車にすることができたと思う。何も、一気にすべてをやる必要もないので、一項目ずつ分けてやってもいいと思うので、御一考願えれば幸いと思う。

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