デュアリスのカスタム

デュアリスは、2005年5月に市場に投入された小型SUVだ。
デュアリスは日産の欧州戦略車種として位置付けられており、ライバルとしてはフォルクスワーゲン・ゴルフ、ルノー・メガーヌ、プジョー・307といったハッチバックタイプのクルマを想定して、開発が進められたという。

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アウトライン

メカニズムとして、プラットフォームはCタイプを使い、、セントラや、エクストレイル、ルノーサムスン・QM5等と同じものを使っている。要するにCセグメントと言われるジャンルに入るわけなのだ。

イギリスで開発された経緯をもつ車には珍しく、国内向けの製品は九州の工場で生産されている“準純国産車”だと言える。日本人の手で製造・組立をされた製品の完成度の高さは、やはりちょっと違う感じがすることも嬉しいことではある。

もの造りにこだわりを持つ日本人が、もの造りにこだわりもつ日本人のために造ってくれた製品には、暖かい血が通っているように想えるのは私だけなのだろうか。とにかく、細かいところを気にしないで製品を受け取ることができることは、なんだかホッとする感じだと思う。

パワーユニットは2.0L MR20DE型137PS /5,200rpm・20.4kgーm/4,400rpmのストレート4ガソリンエンジンとCVTの組み合わせのみが用意されている。駆動方式はFFと4WDを選ぶことができ、4WDはエクストレイルと同じオールモード4×4となっている。

外寸として、全長・全幅・全高・重量はそれぞれ、4315~4541mm・1780mm・1615~1645mm・1390~1480Kgという数値になっているが、数値に~とつく事は年代によって仕様が違うからだといえる。また、“小型SUV”とメーカーでは行っているが、その外寸や重量から小型とも言えないような気もするが、国際基準で見た場合にはやはり小型になるのかなと思う。
特に重量はウェルター級ともいえ、中量級になっているため、馬力あたり重量は楽に10kg/PHを上回るため、数値からは軽快さを期待することはできない。カタログを見ただけでは、パワーを欲しくなることは目に見えている。

その一方で、フロント・マクファーソンストラット・リアマルチリンクのサスペンションには、日本車としては初めて減衰力特性に優れたザックス社製と共同開発のハイスピードコントロールショックアブソーバーが組み合わされている事が、興味をひくことになってはいる。

ノーマルでの走行フィール

実際に走らせて見ると、やはり出だしのパワー感はかなりプアーとまではいかないのだが、物足りない。しかし、動き出してしまえば、そんな不満はあらかた消えてしまうのだが、それも加減速が続くワインディングになると、やはり今一つのパンチが欲しいなと、思ってしまうことは仕方がないのだろう。だが、音の好みは別にして、トップエンドまで、ストレート4にしては少ないストレスで回ってくれことは美点になるのだろうと思う。

また、注目を集めるサスペンションだが、トレイルのオンロードよりかなという表現になると思う。Dualisの名称は“ON”と“OFF”のデュアルを示していて、要するにオフローダーとしてもオンロードでも、それなりに走りますということらしい。確かに固めではあるが重厚感のあるセッティングは、どちらかというとヨーロッパナイズされていて好ましいフィールを与えてくれる。ワインディングにおいても、そのフィールは変わらないのだが、ある速度域までの話になってしまうことが残念だ。ある速度域といっても、べらぼうに速い訳ではない。まあ、そこそこ速い速度でワインディングを飛ばしたということを想像していただきたい。それを越すと、全後輪ともにちょっといただけない感触を示してくれる。意外に、速い段階で顎を出すといったとおろなのかもしれない。しかし、そうなってもコントラーラブルではあることもたしかなのだ。

ブレーキはタッチも効きも悪くはないのだが、何となく今ひとつのガッチリとした頼りがいには欠けるように思えて仕方がない。どうして、国産車のブレーキはこう言うフィールを持っているのかなと、いつも思ってしまう。個人的には手を入れたくなることも事実だ。

足回り強化

こうなると、まずは何をおいても強化サスの組み込みをやりたくなる。それにともないボディーの強化をしたいとも思う。
サスキットは、いくつか出ているので、好みのものを選べばいいのだが、結構突っ張るようなフィールのバネレートの高いものよりも、しなやかに受け流してくれるバネレートのものを選び、ダンパーの減衰力と強化したスタビライザーと、ブッシュ類に姿勢変化の抑制と乗り心地を任せたセッティングが好ましいと思う。オリジナルのセッティングをよりハイレベルに引き上げるチューンが、この車には適していると思う。そして、ボディーの強化は必要だと感じる。フロントのサブフレームとメインフレームの接続強化、リアのアンダーフロアーの強化、タワーバーの追加などによって、飛躍的に効果は上がる。これをやっておけば、何をやっても安心だなという気にさせられるほど、気持ちよく走る事が可能になる。

ブレーキ

さらにブレーキだが、これは高剛性。高性能な対向4ポッドキャリパーをつけて、パッドを耐フェード性の高いものに替え、ブレーキフルードを高沸点のものに交換して、ホースを強化ホースにすれば良いと思う。マスターシリンダーの容量は足りていると思うので、これでワインディングの下りも充分に使用に耐える。

エンジン

そして、エンジンなのだが、やはりもうちょっとパワーが欲しいことは事実だ。吸・排気系の高効率化をして、ロムの書き換えをすれば低速から、中・高速域までのトルクを厚くすることが出来るし、ピークパワーも上がるので、体感できるパワーアップは可能になる。

加えて、点火系等の低抵抗化をしてみることと、スロットルコントローラーの交換をすれば、かなり使いやすい、レスポンスとピックアップの良いエンジンになってくれる。

ここまでやると、かなりワインディングでもイケル車になっている。絶対的パワーでは、スカイラインのクロスオーバーにはかなわないまでも、なんとかブッチギリされずにいられる車になっている。同クラスの車には、簡単には抜けない車になっている。なかなか、面白い車になったことになる。

2013-05-01再編集

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