エクシーガのカスタムは走る・曲がる・止まるの3要素を総合的にアップしよう

エクシーガは2008年6月、市場に登場した。
前身は、オペル・ザフィーガをOEM供給で、スバルブランドの“トラヴィック”として市場に出していた。それ以前は“ドミンゴ”という、サンバーベースの排気量拡大版をこの市場に出していたのだった。
ザフィーラが、発売を終了したのが2004年11月だったので、スバルが多人数乗車可能な車種を発売したのは、実に3年半ぶりということになったのだった。
また、1998年19月に発売中止となったドミンゴから数えると、実に3列シートの自社ブランドとしては、10年ぶりの車となったのだった。

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スバルが自社開発をして、市場投入された初代エクシーガはプラットフォームを始めとして、総部品点数の50%近くをレガシィと共有するという手法を使って作られていた。
しかし、発売当初はあまりパッとした販売成績は残せなかった。原因は色々とあったのだが、スバル特有の“年改”により完成度は飛躍的に向上していった。その歩みに、販売成績も追随する形になってきたことは、いかにもスバルらしいと言えるのではないだろうか。年改のおかげで、エコカー減税の対象になった車種まで現れたのは、何となく面白い。

この車の走りは、インプレッサやレガシーの血統を受け継ぎ、かなりレベルが高いものになっている。ワゴン造りには欠かせない、大開口部を持つボディーの剛性確保などのノウハウをフルに活用して、この車はミニバン特有のリア部の剛性定価を最小限度に抑えることに成功している。

このため、インプレッサやレガシィと比べると見劣りはするものの、ミニバンとしては高い操縦安定性と、高いコーナリングスタビリティーを見せてくれる。街中では、全く問題なく、ちょっと大きめな段差の乗り越えなどでも、ガツッと来るような感じはなく、サラッと受け流してくれるあたりは、しなやかさというよりはタウンユースに強い感覚が見て取れる。
事実、操安性の高さはあるものの、あくまでもミニバンの範疇を越える程度に高い、というものであって、やはり限界点はそう高くはない。この辺はある意味では、アウトバックと似ているのかもしれない。

パワーユニットは2012年7月現在で3機種が用意されている。
2,5リッターNAと、2,0リターNAとターボがそれだ。
2,5リッターNAは、FB25型で、ボア×ストロークは94mm×90mm、パワー・トルクは173hp/5600rpm・24kg-m/4100rpmとなっている。2,0リッターNAは、スバルの基幹エンジンとも言えるEJ20がたをAVCS化したもので、ボア×ストロークは92mm×75mm、パワー・トルクは150hp/6000rpm・19,5kg-m/3200rpmで、同ターボのパワー・トルクは225hp/5600rpm・33,2kg-m/4400rpmとなっている。
FB25もFJ20も、現代のエンジンとしてはショートストロークタイプで、高回転までストレスなく綺麗に回ってくれるフィールは、車好きには嬉しい。

車体の外寸と重量は、全長4740mm、全幅1775mm、全高1660mmで、重量は1480~1590kgという、ウエルター~ミドル級のサイズ・重量になっている。
ミニバンとしては、そう大きくもなく重くもないのだが、1500kgを超えてくる重量はワインディングの連続した下りでの使用に、一抹の不安は隠せない。

こんなことをなんとかしながら、カスタマイズをしていきたいと思う。

サスペンションとボディ剛性

まず、コーナリングのスタビティーは高めたいところなので、強化サスペンションキットの装着と、強化スタビライザーを入れることはしたいと思う。ボディーの補強なのだが、補強が必要なのかどうかが判別席るところに至る前に、限界点が来てしまったので正直なところ判らない。しかし、やっておいて全く損のないことなのだし、そうコストの高いmのではないので、やったほうがいいかもしれない。
サスのセッティングなのだが、重心点がワゴンよりも若干高いため、いくら固めてもロールをしようとする傾向は抑えられず、むしろ変に突っ張った踏ん張り方をされると限界点がつかみにくい。ここは、バネレートはあまり固くせずに、ダンパーの伸び側にこだわったセッティングをしてみたほうが、乗りやすく速い車になると思う。参考になれば幸いだ。

ブレーキ

ブレーキは基本的な制動力に不足はないのだが、前述のようなことがあるのと奥へ行ってからのタッチ改善の意味で、高剛性キャリパーと高剛性ホースに交換をしておきたい。その上で、パッドを耐フェード性の高いものに替えて、フルードも高沸点タイプに替えれば、まあワイディングの連続した下りでも安心して連続使用が出来ることになる。
この際、パッドは奈良の某メーカーで出している“ホイールが汚れない”タイプにしてみることも面白い。本当に洗車が楽になるからだ。

エンジン

最後にエンジンなのだが、2,0リッターNA以外はパワー・トルク共に充分だと感じる。しかし、、やればそれなりの成果は必ず出るので、決して無駄にはならない。
吸・排気系の高効率化と、ロムの書き換えをやれば体感できる程の違いは出る。特に、非力なNAは顕著に出るのでお奨めをしておきたい。
その上でスロットルコントローラーを入れて、ワイヤーコントロールのようなダイレクト感を求めれば、スロットルの初期レスポンスの不満もかなりなくなる。

これで、ちょっとローダウンしただけのミニバン的な車になったのだが、走る・曲がる・止まるの3要素において、ミニバンの域を完全に脱した車になれた。
このミニバンで、ちょっとしたスポーティーカーをワインディングで馬鹿にしてやることもできる。
下手くそ(御免なさい)が乗っている、速い車だって、馬鹿にしてやれるポテンシャルはもてたと思う。楽しんでいただきたい。

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