インプレッサスポーツのドレスアップ

初代のGC・GFタイプは全体に丸みを帯びたデザインで、“フローリングライン”と車内では呼ばれていたこの車は、ほぼ角がないという概念で仕上がっていた。
このため、8年という長きに渡って高い商品性を確保出来たのかもしれない。
事実、当時の国産車の中ではかなり異色なデザイン性であり、このタイプのデザインをもった車は、このあとも出てはこなかったから、かなり異色ではあったのだろう。

二代目も割合にというのか、そのままに近い“キープコンセプト”を概念にしていたのだが、何となく初代に見られたようなスッキリ感はなかった。
特にフロント周りなどにその傾向が強く、ライトの形状が何となくマッチングしていない様に思えてならない。

3代目になると、ボディーサイズ自体はさほど大きくなってはいないのだが、結構グラマラスに見える曲線的なデザインになった。変化がないというのか、特徴的なこととしてはターボにユニットに対する“エアーインテーク”が車体のサイズに比べて大きいことだ。
全体を局面で構成して、ポイントにエッジの効いたデザイン線を入れる手法で、好き嫌いは別にして目立つデザインになったことは、かなりアピアランスのあるルックスになったことは間違いない。

この頃からレガシーもデザイン的に同様なコンセプトになったように思える。
富士重工の戦略を、このデザインから感じることはできるようになったことは、何となく見逃せないとは思うが、ここではそれはスルーして本来の車のドレスアップに戻りたい。

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4代目インプレッサの概要

4代目になると、3代目のデザインを踏まえての発展系という感じになっている。
つまり、曲面での構成は4代目でも強く残されているのだ。
外寸は3代目とほとんど変わりはないのだが、やはりグラマラスになっている。初代から見ると、全く違った車であり、同じスバル車であることを見る人に教えてくれるのは、フロントグリルに鎮座する例の6連星のオーナメントだけになってしまった。

しかし、この車も好き嫌いはあるのだろうが、かなりアピアランスのあるルックスになっているから、ちょっとしたことで、かなり外見に変化を与えることはできる。
また、STIを含めて数社から様々なパーツがリリーズされているので、選択肢は豊富にあるということになる。
フルに装着した場合のイメージは、各社各様なのだが、どれもかなり完成度は高いと言える。
インプやレガシーのような車種に関しては、各社ともかなり力を入れるので、完成度は高まるのかもしれない。

ドレスアップパーツの選択

割合に小さいパーツでも、デザイン性は高く、実効性も高いパーツが多そうなので、何となくワクワクしてしまうが、ここはしっかりとどのイメージにするのかということを決めたいところだ。
よくA社のフロント周りとB社のサイド、C社のリアを、などということをやる人もいるようだが、それはやめたほうが良いと思う。
各社とも、デザインコンセプトも違えば、気流の流し方も違うからやめた方が無難と言うよりは、車にとっても人にとっても安全だと言えるのだ。

イメージを決めたら、現物はショップで見せてもらったほうが良い。
STIなどのメーカーにはそれはないのだが、あまり聞かないメーカーの場合、表面に大きく波打ちがある場合が有り、エアロを装着すると金属製のオリジナル部分との落差が激しく、今にもとって付けたような感覚になるからだ。

全てOKならば、装着を依頼して、出来上がりを楽しみに待つことになる。

タイヤ&ホイール

続いてタイヤ・ホイールに手を入れていくのだが、やはりホイールのインチアップをして、扁平率の数字が小さく厚みの小さいタイヤを装着したい。
タイヤの特性としては、サーキットを走るのではなければそんなにこだわる必要はないかもしれない。それほど、この車のサスの特性とシンメトリック4WDシステムはタイヤをあまり選ばずに速く走れるのだ。
かつてベンツがマルチリンクサスペンションを導入した時に、“メルセデスはタイヤに責任を負わせることはない”と言い切ったのだが、今の時代はスバルがそれを言えるのだろう。
すでに、ベンツをこの面では超えていると言えるのは、事実だと思う。
カスタマイズでローダウンしている場合は爪折り加工が必要になるかもしれないので、注意して選びたいところだ。

ブレーキキャリパー

大きくあいたホイールの開口部から見えるキャリパーだが、やはり化粧はしてやりたいし、ローターも迫力のあるものに変えたい。
キャリパーはブレンボなどのブランドに変えた場合、それなりに化粧をしてあるが、それでもボディーとホイールの色とコーディネートを考えた方が、それなりにキマった感じになる。
またローターなのだが、スリット入りやドリルホールの入ったものに替えると、かなり迫力が増す。
ベンツなど、そんなに走行性能が高い車ではない車種でも、スリット&ドリルホールのローターが付いていたりすると、何となく速そうに感じてしまう。

ここまでで、ディティールを考えなければエクステリアは終わりにしたい。
その後、ディティールを飾るパーツでいいものがあれば、バランスを崩さない程度に後付けすれば良いと思う。

シートの変更

インテリアなのだが、大事なシートは、スバルの伝統で結構ホールドも見た目もなかなかいいものが入っている。
インテリア自体、“チープだ”などと言われたこともあるのだが、結構ハードな仕事場的なイメージで仕上げられているので、あまり変にいじるとバランスを崩しかねかい。
しかし、シートはやはりレーシングバケットタイプに変えたいものだ。かなり、イメージが違ってくるし、いくらオリジナルのシートが良いとは言え、絶対的なホールド性能は違うので実効性も高い。

ステアリング

そしてステアリングだが、これもオリジナルで性能的には不足がないものになっている。
しかし、現代のモータースポーツ界でメインになっているバックスキン風の素材に変えてみたくなる。シートとステアリングを替えると、インテリアのイメージは相当変わる。
プラス、シートベルトを競技用風のものに変えてみたくもなる。ちょっと幅広の、赤や黄色などの派手な色を随所に使ったこのベルトは、やはりインテリアのイメージを変えることに相当なポイントになる。

こうやって出来上がたインプのスポーツは、外見上の派手さは少ないけれど、かなりまとまりのある感じで車好きには堪えられない仕上がりになっている。
満足感も高く、しかもかなり速く走る事ができる、外見から受けるイメージ通りの車に仕上がったと言える。
後は、メンテナンスを欠かさずに、気持ちよく長い付き合いをしていただきたいと思う。

2013-04-19再編集

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