フォレスターのカスタム

フォレスターはスバルのSUVで、初代は1997年に市場に登場した。オンロードからオフロードまで、車が走るシチュエーションをすべてとは言わないまでもカバーできると言うことを想定して、作られた車だと言われている。

つまり高速道路、ワインディング、オフロード、タウンユースなどなどが対象になり、サーキット走行ははじめから想定してはいないと言う、マルチユースのクロスオーバーSUVだと言いきってもよいと思う。

オフロードをハードに走行することに耐えうる堅牢性を持ちながら、軽量コンパクトにと言うことを念頭に置いた結果、モノコックボディー構造を採用して、結果的には目論見どおりになったともいえる。そのせいかどうかは判らないが、何とSTIバージョンまで用意されていたから、やや驚きを隠せない。

またスバルのアイデンティティーとも言える、ボクサー4エンジンを縦置きににした左右対称な4WDシステムを採用していたことは、言うまでもなかった。ついでに言うのならば、この初代の発売当初は4WDプラスターボのみの設定で、ハイパワークロスオーバーSUVの先駆けとなったことは、スバルファンであれば周知のことだった。

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初代フォレスターは、実質的にはインプレッサグラベルEXの実質的な後継車種だと言うことも、ファンの間では知られていることでもあった。

2002年からは2代目が市場に投入された。デザイン的にはキープコンセプトよりなのだが、全体的にはややサイズアップした感じはあり、数値上からもそれを確認することはできる。

前後ともにストラットを採用したサスペンションなどはそのままだったが、EJ20ターボはその出力を240hpから220hpにダウンさせられていたことが、何となく理解に苦しむところだった。しかし1500kg級のウエイトに対しての220hpだから、馬力あたり重量は6.81kgと言う、かなり優秀な数値であることも確かなのだから、贅沢を言ってはいけないのかも知れない。

2007年からは3代目が市場に登場したのだが、この3代目はキープコンセプトを捨てて、クロスオーバー的な皮を脱ぎ去り、純粋なSUV的な外見に変貌した。事実、サイズアップしたのだが、スバル独特の進化理論によって、車重の増加は最小限度に抑えられている。

その外寸は全長4,560mm、全幅1,780mm、全高1,675mm、重量1,430~1,540kgと言う数値になっている。確かにすべてにおいて先代よりも大きくはなっているのだが、重量の増加は本当に微々たるものだった。先代の最重量モデルが1500kgだったことを考えると、重量面では40kgの増加にすぎないのだから、たいしたものだと思う。全高では100mm前後も高くなっていることを考えると、ある意味では驚異的だともいえる。

サスペンションもフロントのストラット形式はそのままなのだが、リアにはダブルウイッシュボーンを採用したことが、目新しい。よりドードホールディングを高めるための手段をとったことは、この3代目も少なからずオフロードをイメージの中に置いていることは確かなのだ。それに加えて、外見から想像するよりもはるかにワインディングや高速での安定感をも視野に入れていることは、全く初代からの手法だともいえる。

エンジンはFB20型 水平対向4気筒 2.0L DOHC NAとEJ20型 水平対向4気筒ターボ 2.0L DOHC、さらにEJ25型 水平対向4気筒ターボ 2.5L DOHCが選べるようになっている。中でもEJ25型ターボは、中速域での使い易さを追求した感があり、数値以上にパワートルクを感じることができる。

実際の走りの評価だが、ワインディンぐでもとにかく良く曲がると言う評価は高い。高速安定性も申し分なく、レーンチェンジ後の収束感もスムーズで、怖さは一切ないと言う高い評価を得ているところは、さすがにスバル一族であることの証明のようなものだろう。
ただし、インプやレガシィのような底知れないグリップ感はないようで、早々に限界点がきそうだということも事実と言う。

また、ブレーキはいただけないと言う評価があることも、隠しようもない事実であったのだ。

これらをテーマにして、カスタマイズを考えていきたいところなので、まずはサスペンションとブレーキフィール向上の意味もあって、ボディーの補強に着手したいので、調べてみると、かなりのラインナップがある。

特に、サスペンションはそれ自体のキットも豊富にある。バネレートをガチガチにする必要性は全くないので、適度にしなやかさを持ったセッティングにして、ダンパーと強化スタビライザーに頼ったセッティングをしたほうが良い結果になるだろう。
そして、各ブッシュに注目をしたい。ブッシュを交換することによって、レスポンスとフィールは大幅に向上することができるので、ぜひやっておきたいと思う。

ボディーの補強は最小限度でいいと思うので、パワーブレースなどで補強をして、フロントはストラットタワーバーを入れておけば、ハードブレーキング時のスタビリティーには大きく貢献できることになる。

ブレーキだが、対向4ポッドの高剛性キャリパーに交換をして、耐フェード性の高いパッドと沸点の高いフルードに交換をすることと、フルードの温度が高温になったときに影響を受けづらい、ステンレスメッシュなどで補強をした高剛性ホースを入れておくといいと思う。
これだけやってもまだいまひとつとなると、マスターシリンダーの交換をすれば言うことはなくなると思う。下りの連続使用でも、ほとんど顎を出すことはなく、そこそこの使用では文句は言わないブレーキになったと言えるはずだ。

最後にエンジンだが、ターボエンジンに関してはあまり考えなくてもいいように思う。このぐらいのパフォーマンスがあれば、そこそこ以上の走りはできてしまうのだが、どうしてもと言うことであれば、吸排気系の高効率化をやればかなり違いは出る。また、若干のブーストアップをして、さらに燃調を取り直すことと、空き領域を使えるようにロムを書き換えれば、ちょっとしたスポーティーカーでも唖然とするぐらいの仕様になることは間違いない。

FB系のNAに関しても同じように、吸排気系の高効率化と、ロムの書き換えをするとはっきり体感できる程度のパワートルクの向上はある。

このぐらいやってしまうと、走ることが楽しくて仕方のない車になれる。

そして現行は4代目になっているのだが、2012年12月現在時点では発売後間もないと言うこともあって、カスタマイズ・ドレスアップともにあまりパーツがそろってはいないため、この4代目についていの記載は後日機会があったらと言うことにさせていただきたいと思う。

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