インプレッサスポーツのカスタム~高剛性ボディを活かす

インプレッサ自体の歴史はそう長くはなく、1992年に初代GC・GFがリリースされた。
この初代は2000年まで生産された、非常に息の長いモデルだったことは、その後のインプレッサを象徴している。2代目も2000年から2007年までと、長寿を誇っていたものだったが、3代目は、2007年から2011年までの4年間のライフスパンしかなかった。
これはスバルが4代目をある意味で、基幹にしようとした意味から来るようだった。
この4代目は4DRをG4、5DRハッチバックをスポーツと呼ぶ。

スバルは初代のGC・GFでWRC参戦を目指し、チャンピオンを狙ったのだが、その目論見は見事にあたり1995年~1997年までの連続3年間、間にマニファクチャラーズ&ドライバーの両部門でWRCチャンプに輝いた。その後も2001年・2003年に2代目になるGD・GGタイプでドライバーズチャンピオンを獲得している。
都合間にファクチャラーズを3回、ドライバーズを5回という輝かしい成績を残しているのだ。

この当時は三菱のランサーエボリューション、プジョー、シトローエンとの戦いは熾烈だったと言われている。
しかし、現代のWRCマシーンの製造規定はエンジンの位置を変えることができ、重心位置を中央部に持ってくることができるのだが、スバルのシンメトリック4WDシステムは、エンジンしたいを縦置きにしているため、ほとんどエンジンをマウントする位置は変えられず、ライバルにかなわなくなったので、WRCからは撤退を余儀なくされている。
しかし、ロードカーとしての評価において、その高性能は高まることはあっても落ちる事がないという事実がある。

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4代目インプレッサのアウトライン

このチャンピオンマシーンの血筋は現代の4代目になっても、脈々と生きているわけで、このGP・GJもれっきとしたスバルの伝統を引き継いでいるのだ。
2011年にリリースされて、20212年8月現在では“ターボ”で武装されたパワーユニットは封印されている。しかしエンジンは長年のEJタイプから新開発のFBタイプに換装されている。
このFBは、従来のFJよりもややロングストローク化されていて、FJが持っていた数少ない弱点であった“低速トルクの不足”を見事に解消している。
このために、スロットルに敏感に反応してくれることは、ドライバーにとってありがたい。

ターボユニットで武装したFJのような、魅力的とも言える加速感はないが、必要にして十分なパワーを与えてはくれるのだが、やはり以前のインプを知っている身としては寂しさを覚えるのだが、これも時代の流れというものなのだろうか。

それでもやはりスバルの最大の美点のひとつであるボディー剛性による、走りのクオリティーの高さはより洗練されていて、間違いなくチャンピオンカーの血を引く車だと判る走りをしてくれる。パワーの一点を除けばだが。
このクオリティーの高さは、やはりより高まったボディー剛性と、サスペンションマウントの強化による局所的剛性アップの相乗効果の現れだと考えられる。

またサスのセッティングもかなり煮詰まった、好感が持てるものになっている。
凹凸を強行突破するようなときにも、突き上げ感は少なく、低速域から、中・高速域までのコーナリングにおいても、スバル4WDの例に漏れずに破綻は見られない。
見られないというよりは、一般的にかなり早いと言うような速度域程度では何も起こらないということなのだ。
相変わらず、実に奥の深いコーナリングパフォーマンスには、少々呆れ気味になってしまうほどだ。

ブレーキもまずまずのタッチと効きを示してくれるが、やはり2ポッドと言うことには少々物足りなさを感じてしまう。タッチは悪くないのだが、もう少しの剛性感があればと思うことも確かではある。

これらのことをテーマにして、カスタマイズに手をつけていきたいと思う。

サスは小改良、ボディ剛性アップは重要

まずは足回りだが、あまり極端にいじる必要性はないと思う。むしろ、ローダウンさせて少しだけバネレートが高くなる様にすることが良いだろう。ダンパーもオリジナルを残して、おいたほうが良いと思われるから、スプリングだけを変えることにすることをお奨めしたい。さらに、前後のスタビライザーも強化タイプに変えたいところだ。
補強はそれほどの必要はないが、クロスメンバーカラーをいれて、リア部分の補強としてパワーブレースと呼ばれるボルトオンタイプのものをいれると簡単に補強ができる。
後は、フロントとリアにタワーバーを入れれば、これほど効果の或ことはないだろう。

ブレーキは対抗4ポッドに、ホースは高剛性のものへ

次にブレーキだが、この車、ウエルター級と言えるよな車重があるので、パワーはさほどないが下だりでの連続使用による、剛性不足とフェード・ベーパーロックは防止したいところだ。できればフロントは対向4ポッドを奢りたいし、パッドも耐フェード性の高いスポーツパッドにしたい。ただし、冷間時にはほとんど効かない物もあるので、選ぶときにはよく確認をして選びたいところだ。さらには、フルードを高沸点なものに変えればほぼいい状態になる。これも、高沸点タイプは吸湿が高いので、目視で濁りが発生していないかどうかの確認は行っておくべきだ。水分が混入すると、極端に沸点が下がってしまうから、本当に注意は欠かせない。
後はホースを高剛性なものにしておけば、ほぼ完璧に近いだろう。

吸排気の効率化とロムの書換えでパワーアップ

後はエンジンなのだが、やはり吸・排気系の高効率化を計り、ロムの書き換えをすることになる。この車には、各種のパイプが用意されているため、吸気パイプなども高質な仕上げを施され、気流がスムーズに流れるパイプの装着をお奨めしたいところだ。
これで、かなり体感できる程度までのパワーアップはできることになる。

かなり峠レベルでは早い車になったのだが、後は自己主張をするためのドレスアップになる。

2013-04-07再編集

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