マークXのドレスアップ

マークXは初代が2004年11月に市場に投入された。
日産はローレルを市場から撤退させて、ロスを省く形を取り、マークⅡ三兄弟の評判ががた落ちになってしまい、ここの部分の市場を確保したかったトヨタが送り出した最終ウエイポンとも言える車種として、その市場性を期待されていた。

マークⅡの不評の原因は、いわゆる“オヤジ臭さ”と言う、言ってみれば決定的な格好悪さにあったと判断したトヨタは、ミニバンに影響を受けすぎた全高の高さを嫌い、低く見えるフォルムをデザイン処理に取り入れた。
この結果、かなり斬新なデザインになったマークXの外見は、ちょっと取っ付き難い部分もあったのだが、そこはなかなか売り上手のトヨタのことで、マークⅡの市場性の悪さを、徐々に克服していくことに成功した。

大胆で、少し挑戦的なデザインは新時代の“スポーツサルーン”として、徐々に市場に浸透し始め、何となく知らないうちに街に増殖を初めていったのだった。
この結果そう目立つ車でもなくなったせいなのか、警視庁を中心にして“覆面捜査車両”いわゆる面パトとして採用された経緯があることは面白い。
マークXが売れていなければ、目立つ車になっていただろうから、とうてい面パトの役割は果たせず、警察の捜査車両に採用されることはなかったと思うと、何となく愉快なエピソードではある。

しかし一方では、トヨタモデリスタインターナショナルと共同開発した「Special Version Supercharger」と「Special Version」の2車種が全国100台限定で発売されたと言う、車好きには答えられない実績も作っているところも面白い。
この車は、TOM’SがOS技研と共同開発したスーパーチャージャーをドッキングして320ps/42.0Kg-mまでパワーアップし、同時にトランスミッションをはじめとした駆動系にも手が入れられて強化されている。また、サスペンションもパワーアップに伴ってさらにチューニングが施された、かなり凄い車だったが、限定100台と言うところがある意味では残念だったと思う。

そして、2009年10月には、いよいよ2代目の登場となった。マークⅡから通算すると、なんと11代目ということになるから凄いなと思ってしまう。
外見的には“キープコンセプト”の部類に入ると言っても、差し障りはないと思う。
しかし、先代よりは洗練されたフィニッシュになっており、全体的に先代よりも流麗にな仕上がりだと言える。

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特徴的だったリアバンパーと一体型のマフラーとリアエンドの処理は、2代目では採用を見送られた形になった。
外寸は初代と全くと言って良いほど変わらず、僅かに全幅が20mm大きくなっただけで、ほかは一切かわらない。ホイールベースまで同じと言うこの2代目、フルモデルチェンジしては珍しいのではないだろうか。

この車のドレスアップを考えるときに、そのパーツの多さには驚くと思う。
何かいいお手本はないだろうかと、いろいろ調べてみると、Gsチューンと言うバージョンが存在していて、かなり強烈なイメージの仕上がりを見せてくれている。
このGsチューンだが、確か記憶違いでなければオリジナルの本体価格に対して、プラス60万円のプライスタッグがついているだけなので、これを買ってしまうと言うてもないことではないのだが、しかし、自分らしさを探求していくのならば、やはり独自にドレスアップをすることになる。

Gsチューンの画像なども含めて、各パーツメーカーの画像をチェックして、自分なりのイメージを決めたら取り扱いショップを探し、直接出向いて現物チェックは必須条件と思っていただきたい。取り付け精度や、エアロキットの出来栄え自体のチェックは欠かせない。
できれば、実際にデモカーなどを見せてもらえれば、言うことはないと思う。

次は、タイヤとホイールになるのだが、この流麗なデザインにちょっとした刺激的なスパイスを入れるのなら、やはりインチアップホイールに、扁平率を示す数字が小さい、厚みのないタイヤを入れてみたい。そして、ブレーキキャリパーをボディー色と同色にして、さらにホイールの外周を1cm程度の幅で、やはりボディー色と同色にしてみてはどうだろうか。
流麗なボディーデザインに、かなり刺激的でスパイシーな感覚を注入出来ると思う。

またボディー色が濃色の場合には、タイヤのレター部分をホワイトに、淡色の場合にはイエローにしてみる事も、大いにスパイシーな演出になると思う。このチョークタイプのものや、クレヨンタイプの物が市販されているので、自分でもできる。もし、失敗したり、飽きてしまったら、ベンジンなどの有機溶剤で簡単に落とせるので、安心してやってしまえるから、ちょっとしたDIYのつもりでやってみるといいと思う。

これでエクステリアは概ね終わりになる。かなり格好いいマークXになったと思う。
インテリアはエクステリアに合わせて、機能的でスポーティーなイメージを求めたいと思う。

こうなるとやはりシートに目が行ってしまうことになる。
スポーツタイプのバケットシートに交換すれば、イメージ面でも、実効性の面でも、思い切り効果的になる。とくに、身体をホールドしてくれる能力は、オリジナルシートの比ではなく、全ステージでその良さを発揮してくれる。一点だけ、オリジナルシートよりも劣る面があり、シートを倒して仮眠を撮る時の寝心地はあまり関心できない。
これさえ、差し引きで考えた場合には、全く問題にはならないほど、その他の点は優れている。
一昔前だったら、シートといえばレカロとなっていたmのだが、最近ではかなり多数のメーカーが様々な製品をだしていて、選択肢はかなりある。
ただ、その分性能もマチマチなので、ショップの方とよく相談をして、セレクトをしたほうが賢明だろう。

最後に、ペダルを、滑り止め機能の付いたスポーツペダルに交換しておけば、かなり“男の仕事場”と言うイメージになる。この場合、薄い合金製の製品を、オリジナルペダルの上からかぶせるタイプを使うことは、避けたほうが良い。特にブレーキなどのように、強い力のかかるペダルは、ソリッドな製品を選ぶべきだ。
削り出しにしろ、鋳物にしろ、強度的には十分なものを持った製品を選んで取り付けていただきたい。

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