ハイブリッド車プリウスの特徴と概要

プリウスが世の中に登場したのは1995年の事でした。31回の東京モーターショーにてコンセプトモデルの前身とも言うべき、「プロトタイプ」として登場しました。
当然開発はそれ以前から行われていました。その背景にあるのは、1990年台に入ると自動車の価値観が激変します。バブル崩壊もあるのですが、それまでのような「走行性能」ではなく、「実用性」を求める傾向が強くなっていきます。
バブル崩壊のおかげで自動車業界もコストカットを強いられた点、さらには環境面への問題などから、これまでの「名車」と呼ばれる車種ですら生産中止や終了となったのが1990年代前半です。
トヨタですとスープラでしょうか。走りやの車として名高いスープラも、時代の変遷の中でその姿を消す事になったのです。
走行性を求められる時代の終焉の次に訪れたのが実用性です。自動車は保持するだけでも税金などお金がかかります。特に燃費。自動車はガソリンがなければ走りません。
とはいえガソリンも無限にあるとは限りません。新しいエネルギーの登場が切望されている中に登場したのがプリウスでした。プロトタイプではありますが、燃費30km/Lという数字を目標に作られたのです。

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今でこそずば抜けたほどの数字ではないですが、当時のこの数字は脅威的です。
当時は、「燃費が良い」とされていた車種ですら15km/Lが精一杯だった時代ですから、30km/Lがどれだけ素晴らしい数字なのかが解るのではないでしょうか。
そんなプロトタイプの登場から2年、遂に登場する事になります。1997年に初代モデルが、「世界初の量産ハイブリッド」として登場する事になります。当初は28㎞/Lというカタログスペックでしたが、それでも素晴らしい数字と言えるでしょう。
この数字は今でも低燃費の部類に入る数字です。
それを15年前の段階で既に実現していたと思うといかにプリウスの燃費が素晴らしいのかに気付かされるのではないでしょうか。
とはいえ、燃費の良さに反し、値段の高さがネックでした。カローラのベーシックモデルが100万円未満で販売され、「自動車が売れない」といわれている時代に215万円という車体価格。
自動車に精通している人であればこの価格は実は利益を求めた価格ではなく、プリウスの存在を知らせるためのサービス価格だと気付くのですが、自動車の購買層にまではその思いが届く事もなく、売り上げも低調なものでした。

まだまだハイブリッドモデルは世の中には迎合できないのか…。そのような風潮に覆われている中、2003年にモデルチェンジが行われました。この影にはホンダのインサイトの存在もあったでしょう。
インサイトはカタログスペックとはいえ36㎞/Lという信じられない低燃費を実現したのです。トヨタとしてはこの数字を意識していたのは言うまでも無いでしょうが、それ以上に初代モデルがあまり売れなかった事のリベンジが命題でした。
ハイブリッドモデルが燃費が良いのは当然という風潮の中、車体価格や操作性などまで求められていたのです。
でなければいくら素晴らしい車でも売れない時代だったのです。
ですが、この二代目モデルはとにかく売れました。
初代モデルはノッチバックセダンだったのですが、二代目モデルからは5ドアのハッチバックとなりました。二代目モデルのヒットは三代目モデルでも同様のものとなり、「プリウスα」と呼ばれるワゴンタイプまで登場。
プリウスの抜群の燃費を継承したステーションワゴンとして高い人気を博し、一時期は納車まで一年以上待たされるほどでした。更にPHVなども展開されるなど、世界的自動車メーカー、「トヨタ」の「ハイブリッドフラッグシップ」とも言うべき存在感を放っています。

低燃費はもちろん、車内もそれなりに広々としています。
更にはとにかく静粛性に優れていますので、従来の車とは異なる感覚を得るでしょう。また、燃費の良さのおかげでレンタカーでも人気となっています。
レンタカーは車体価格はもちろんですが、消費したガソリン代金も必要です。ガソリンは満車にして返却するのがレンタカーの常識なのですが、低燃費で知られているプリウスの場合、レンタカー代金がかなりお得なものとなるのです。
中にはレンタカーでプリウスの燃費の良さを目の当たりにした事でプリウスを購入してしまった人までいるくらいです。
最近ではよりスポーティな「G’z」というブランドのプリウスも登場し、どちらかというと落ち着いた印象のプリウスのイメージを大きく覆しました。
まだまだ売れに売れており、月間売り上げランキングでも常に上位を走っているプリウスの勢いは当分続くでしょう。とにかく低燃費を求めている人でにとっては、今ではプリウスは圧倒的と言っても過言ではないほどです。
操作性や居住性など、「ハイブリッド」という以外でも多くの人からみ力的に思われているのですから。

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