カムリのドレスアップ

初代カムリが登場したのは、1980年だった。しかし、わずかに2年強という生産期間しか当たられれずに、2代目にその道を譲ったのだが20012年12月現在、約32年の長きにわたって生産を続けているという、面白い車なのだ。なぜ、初代が2年強のライフスパンしかなかったのかということは、あまり広く言われているところでもないので不明な点でもある。

そもそもカムリ自体が現在では国内販売よりも、世界戦略車的な要素が多く日本の地であまり見かけないことも、噂話の出ない大きな要因なのかも知れない。

海外で、特に北米での人気度は高く、2代目以降は主要市場が北米になっていると言う事情の裏には、カムリが持つ室内スペースの大きさが挙げられると思う。同サイズの室内スペースを持つアメリカの車に比べると、はるかにコンパクトで燃費がいいということも大きく影響しているのだろうと思う。

この初代や2代目など、今の目で見るとかなり大雑把なデザイン性で、お世辞も“格好いい”とはいえなかったのだが、1986年に登場した3代目あたりからは、当時“トヨタデザイン”トまで言われた基礎を作るデザイン性を持つようになった。いわゆる“ウエストライン”を前から後ろに向けて一直線的にして、その上にキャビンを載せるスタイルだ。このデザインは、その後“カリーナED”などで一世を風靡し、日産も“ローレル”でこれを取り入れて、ヒット商品にしてしまったという経緯もある。

その後は、4代目がセルシオを小さくしたようなデザインになったりしたが、その後はあまりパッとしたで残処理をなされてはいなかったようだった。むしろ外見よりも、いかにして室内スペースを稼ぐのかということに視点が向いているように思えたものだった。事実、カムリは一クラス上の車よりも常に広大な室内スペースを売り物にしていたし、この姿勢は現行の9代目になったも全く変わるところではない。

現行の9代目が発表されるにあたっては、豊田彰男社長自らが出演するネット動画を配信したりしていたので、国内販売に強烈な力を入れるのかなと思っていたが、そこの部分は相変わらずといった感が否めない。市場的には現在も圧倒的に、海外が主戦場になっているようだ。

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この9代目は6代目あたりからのデザインコンセプトを受け継いでいるように見えるし、先代である8代目のイメージも受け継いでいるのだけれども、ちょっと違うよという感じを出している。

歴代のカムリはあまり格好いいという表現が当てはまらなかったのだが、少しだけ格好よく見えるような気がするデザイン処理になっていることは、なんとなく嬉しいように思える。ボリューム感がありつつも、シャープにみせる全体的なフォルムは悪くなないと思う。しかし、相変わらずに少々地味なイメージは拭えないかもしれない。トヨタ・Kプラットフォームを使って作られたこの車の外寸は、全長4,825mm、全幅1,825mm、全高1,470mmという数値になっている。

このやや大ぶりなボディーを、いかにして機能美溢れる姿に変身させるかということに、ドレスアップの方向性をもっていきたいと思う、ちなみにアメリカでは“NASCAR”の最高峰、“スプリントカップ”のシリーズに有力チームである“ジョー・ギブス・レーシング”がカムリを使っている。

そこで“ハイブリッドにはエアロパーツなんてないかもしれない”と言う危惧を抱きなら、パーツを調べてみると、結構な数の製品ラインナップがあるので、少々驚いた。こんな地味な(失礼)車にも、こんなにエアロパーツがそろっているんだなと、改めて日本と言う国の凄さを知ったような気がする。

ドレスアップをする作業の第一歩としては、自分の車をどういうイメージにしようかなと言うところから始めるので、まず画像をチェックして“これはいいぞ”とか、“こんな感じにしてみたい”というイメージを固めることから始める必要がある。画像の情報は、自動車雑誌の広告や特集記事、そしてネットで簡単に検索ができるので、案外集めやすい。

こうしてイメージが決まり、製品の候補も決まれば、今度は取扱ショップを探すことになるのだが、これも自動車雑誌の広告やネット上から検索することは容易だ。

ショップの候補が決まったら、実際に出向いてショップのスタッフさんたちとコミニュケーションを取るべきだ。彼らといい関係が築けることは、ある意味では大変に重要なことだともいえる。何かにつけて、相談に乗ってくれるところがあるということは、本当に心強いものなのだからだ。

そのショップではぜひ“実車チェック”をやるべきで、パーツのクォリティー、取り付けの技術、実車で見たときと画像とのイメージの乖離などを一度でチェックできるから、かなり重要な事柄になると思っていただきたい。

エアロを取り付けたら、タイヤとホイールに手を入れることはセットだと思っていただきたい。常套手段ではあるが、インチアップホイールに扁平率を示す数字が小さく、厚みの少ないタイヤをセットして履かせたい。このときに、ホイールので残が悪いと、車のイメージを一気に損ねるので、充分気をつけていただきたいと思う。

大口径になったホイールから覗くキャリパーに、インパクトを与えるためにカラーリングをしてみてはどうだろう。ボディーカラーとの調和を考えて、カラーリングをすれば面白いと思う。カスタマイズで、キャリパーを交換してあれば、ブランドカラーになっているのでこの必要性はないかもしれない。そして、ローターなのだが、スリット入りなどに変えてみると、かなり迫力がでる。

最後にインテリアなのだが、ファッション性と実効性を兼ねてバケットタイプのシートに交換することをお勧めしたい。以前だったならば、選択肢は極めて少なかったのだが、近年はかなり選択肢も広がっているので、ショップのスタッフさんに予算などを伝えれば、いくつかの候補を挙げてくれるので、その中から選べばいいと思う。そして、しっかりした強度を持った素材で作られた、滑り止め機能を持った“スポーツペダル”に替えれば、一応のドレスアップは完了したことになる。

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