ランドクルーザーのドレスアップ

このランドクルーザーと言う車の歴史は長く、1951年に自衛隊の前身である警察予備隊に納入することを目標にして、試作をされたことがスタートだった。
このときには完全な“Jeep”としての外見を持ち、使用目的もjeepとしての性能を要求されていたようだったから、当然、外見もjeepになっていたのだろう。

小型トラックのラダーフレームを使い、4輪リーフリジッドアクスルを用いて、大型トラック用のガソリンエンジン“B型エンジン”を搭載したJeepというこ
とから、“BJ型”と試作車は呼ばれていたようだ。

その後、残念なことになのかランクルにとっては良かったことなのかは別にして、警察予備隊への納入は三菱がライセンス生産をしていた“ウイリス”の
jeepに決定したと言うエピソードもある。
これも考えようによっては、アメリカの圧力があったのかも知れない。と言うのは、当時のBJはこのウイリスを凌ぐ走行性能を持っていたと言う評価が高
かったということがあるので、何となくそう思ってしまう。

その後、イギリスのランドローバー(海賊船)を駆逐する巡洋艦、と言う何とも面白い動機によってランドクルーザーと言うネーミングに変えられて、市場
に投入されたようだった。
当初は、悪路走破を必要とする企業や、公官庁への納入が主体だったので、そのままJeepとして要求される性能を維持するために、純然たるオフローダー
路線を走っていたようだった。

スポンサーリンク

その後1980年代に入ってから、Jeepと現代のランクルとの中間的なイメージの外見になってきた。それが70系だったのだ。
この70系は、森林・山岳地帯の消防車などにも使われつなど、面白い使い方をされていた。また中東向けには、ピックアップトラックとしてのバージョン
が製造されていたことも、面白い。
どちらも、一般市場には出回ることはなかったのだが、特に消防車などはランクルの信頼性の高さを、充分に証明できるようなものではないのだろうか。
火災、いざ出場(消防では“出動”ではなく“出場”と言うらしい)と言う時に、車がトラぶっていてはシャレにもならない。本当に信頼性が第一、と言う
ことが求められることは確かだからだ。

それはそうと、現代のランクルに近いデザインになったのは、1989年に登場した80系からだろうと思う。
現代のランクル程、スタイリッシュではないのだが、思えば20年以上も前の車なので、そこは仕方がないとは思う。でも、しかし、なのだがライバルの
ランドローバーやレンジローバーなどは、このころからとっくに格好良かったし、現代にも通じる格好良さだから、結構残念な気がしないでもない。

日本人のデザイン感覚が悪いのかと言えば、当時のアパレル界では、世界的にみてトップクラスの日本人デザイナーが数多くいたのだから、決してそんな
ことはないと思う。たぶん、想像なのだが、いわゆる“会社の方針”と言うやつではないのだろうか。
これは、今もたぶん続いているだろうとは、容易に想像することはできる。

ファッションの世界では、世界的にリードする部分がありながら、なぜ車の世界では残念なデザインしか許されないのだろうと、各社のデザイナーは歯噛み
をする日々なのかもしれない。
確かに売れなければどうしようもないし、会社の首を絞める結果にもなりかねないのだが、もうちょっと感性豊かなデザインの車が登場してもいいのではな
いだろうか?

話がそれたが、その後、100系を経て現代の200系になるのだが、この機種になってくるとなかなかいい容になってきている。
直接のライバルである、ニッサンのパトロールよりも格好よく、三菱のパジェロとは違う路線での格好良さを持つ車になっている。しかし、残念ながら真の
ライバルであるランドローバーやレンジローバーとは、やはり一線を画するものはある。

こういった部分を何とかしてしまうのは、やはりドレスアップになることは間違いない。
たとえば“オーバーフェンダー”なのだが、これを付けると、ワイドホイールの装着が可能になる。ただし、このシリーズの他のパーツを装着していないと
残念ながらつけられないのだが、かなりアクティブなイメージになることは間違いないところではある。

他にも、エアロキットやアンダーガードなどは、かなりふんだんに用意されているので、言って見れば“選び放題”と言う感じになるだろうか。
自分でどのようなイメージにするのか、と言うところをしっかりつかんでおいて、画像チェックをすることが大切になる。
その上で、実際にショップに足を運んで、現物チェックをすることが大切な要件になる。
できればここでは、現車チェックができれば一番いい。取り付け制度や、パーツ自体の完成度など、見るべきところはたくさんあるので、ぜひデモカーなど
による、現車チェックをすることをお勧めしたい。

次にタイヤホイールなのだが、本当のオフロードを走る機会がある方以外には、やはりインチアップホールと扁平率を示す数字の小さい、厚みの少ないタイヤ
をつけることを一応、お勧めしておきたい。
現代の日本で、普通に生活している県内では、まずキャラメルブロックのタイヤが必要になることは考えにくい。また、燃費にも関わる問題だろうから、あまり
使うこともないと思うので、普通のドレスアップでいいのではないだろうか。

続いてインテリアなのだが、やはり、どんな感じにするにしても、シートは交換をしておきたいと思う。オフロードでも、オンロードでも、シートのホールド
はものすごく必要だろう。
車のコントロールと言うことは、車の挙動を感じなければできないことなのだ。これを一番感じることができるのは、ステアリングからではなく、シートから
伝わる情報が一番重要なのだ。これをやってくれるのは、優秀なシートと言うことになる。

そして、リアのカーゴルームと、居住空間の間に“ドッグネット”を張ってはどうだろう。別に犬を載せなくても、単純にイメージを盛り上げるための小道具
なのだが、結構外から見たときには“やるな~”というような感覚を見る人に与えることはできる。
その上で、ペダルをダイキャストなどで、滑り止め機能の付いたものに変えれば、かなりスパルタンな感じになる。

このぐらいやれば、レンジローバーやランドローバーとは違う路線になるのだが、張り合えるとは言わないが、あくまで違うジャンルの車には見える。
愛着も湧くことになるだろうとは思う。

スポンサーリンク


Gooが提供する車検取次サービス

車検の依頼・相談

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加