ラッシュのドレスアップ

“トヨタ・ラッシュ”は、2005年まで同社が発売していた同じ“小型SUV”枠の“キャミ”の、実質的な後継車種に当たる。ラッシュも、キャミ同様に、ダイハツからOEM供給を受けている。このラッシュは、“ビーゴ”が姉妹車になる。

しかし単なるOEMではなく、企画・設計段階からトヨタが関与しているので、製造がダイハツである点が純粋なトヨタ車とは言えないだけ、なのかもしれない。

またトヨタのSUVフルラインナップの中では、最小モデルとなっていて、“ベストコンパクトSUV”というコンセプトが充分に生きている車だと言える。

初代ラッシュが発売されたのは、2006年1月になる。当初の月間販売目標は、1500台だったのだが、いきなり6000台の受注を受けるなどのように、かなりヒット商品になった。

その一因として、大型化してしまった“RAV4”の顧客をうまく拾った結果、ともいえるのだろうと思える。トヨタらしい、うまいマーケティングだと言えるのではないだろうか。

メカニカルな部bんでの特徴としては、モノコックボディーにラダーフレームをビルトインするという、ダイハツお得意の面もあり、また、先代のキャミは“テリオスキッド”とシャーシを共用していたので、ここにきて一新ということになった。

このクラスのSUVとしてはちょっと珍しい、縦置きエンジンレイアウトを採用していて、センターデフをもったフルタイム4WDということも、特徴になっている。ボディー構造といい、この4駆システムといい、かなり本気でオフロードを走ることを意識しているのだろう。

しかし、その割には13年1月の時点でMTが廃止されたことは、なんとなく不思議な感じがする。

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そんなラッシュの外寸と重量は、全長4,005mm、全幅1,695mm、全高1,690mm~ 1,705mm、重量1,160kg ~ 1,200kgという数値になっている。フルタイム4WDの小型SUVとしては、そんなに重い方ではないように思える。

デザイン的には先代のキャミよりも、かなり洗練されたといってもいいと思う。サイドに余計なデザイン線を入れないで、うまく全長の短さを利用してまとめているように思える。また、前後のフェンダーフレアーの処理も、なかなかうまく行われているので、結構スタイリッシュな感じに仕上がっている。

オフローダーのドレスアップをするときには、選択肢が2通りあって、純粋にオフロード仕様にすることと、もうひとつはオンロード仕様にまとめる手法を検討することになる。

このラッシュの場合、オンロード仕様のパーツの方がそろえやすい。

まず、エアロパーツを装着する際には、自分の車をどんなイメージにするのかということを、まずはじめに決めなくてはいけない。パーツメーカーの数だけ、イメージがあると思っても間違いではない。

また、エアロパーツのイメージが、イコール装着した車のイメージになってしまうほど、その個性は強烈なのでパーツ選びは慎重に行いたい。

まず、イメージを確定するためには画像チェックをする必要があるのだが、そのためには資料を入手することから始めなくてはならない。一番簡単な方法としてはネットでメーカーのホームページを検索することだ。

しかし、この手の画像の役割はほぼ100%が販売促進のためなので、実際にはこんな角度から車を見ることもないし、見せることもないだろうというようなアングルのショットもある。これがまた、かなり格好よく見えて、迫力があるので“お!いいな~”と思える。つまり、実車とはイメージの乖離があると思った方がいい。

そこで自動車雑誌でラッシュのドレスアップ特集などを掲載したバックナンバーを、出版社に直接問い合わせて該当する号があれば、有償になるが送ってもらうことはできる。雑誌記事に使われている写真は、すべてがベストアングルということがないので、現実的だといえる。

どうしてもない場合ショップがきまったら、直接訪ねて顧客の車の写真を見せてもらうことなども、一応視野に入れておくといいと思う。この場合は現実的なアングルからのショットが多いので、非常に参考になると思う。

そのショップなのだが、オーナーさんやスタッフさんたちと、いい関係を作れそうな所を選ぶことをお勧めしたい。経験上、チューンドカーも含めて、いわゆる改造車の範疇になる車に乗る場合、どうしてもディーラーより頼りになるのは、ショップなのだ。

ご存じとは思うが、改造をした瞬間からその部分のメーカー保証はなくなり、何かにつけて頼れるのは作業をしてくれたショップになるので、かなり有機的な付き合いは不可欠になるからだ。

こうしてエアロが決まると、次はタイヤとホイールなのだが、これもホールが車に及ぼすイメージの影響は、かなり大きいので選び方には注意が必要だ。イメージと予算を伝えて、候補を挙げてもらって、その中から選べば失敗は少ない。インチアップホイールに、扁平率の大きい、厚みの少ないタイヤをセットして履かせたい。

ホイールの開口部から見えるキャリパーだが、赤や黄色などにカラーリングをするといいと思う。またボディーカラーと、コーディネートをしてみることも面白いかもしれない。もっとも、カスタマイズでキャりパーを交換してあれば、ブランドカラーになっているはずなので、この必要はないと思う。あとは、ローターをスリット入りなどに交換しておくと、迫力のある演出ができる。

インテリアに目を移すと、やはりシートは交換しておきたい。スポーツタイプのバケットシートに交換することをお勧めしたい。ファッション性と、実効性の両面を満足させてくれるので、ぜひお勧めしたい。最近では、選択肢も増えているので、予算などを伝えて候補を挙げてもらって、その中から選べばいいと思う。

あとは、しっかりした強度を持った素材でできた、滑り止め機能の付いたスポーツペダルに交換して、カーゴスペースと居住区の間に“ドッグネット”を張って、ちょっとワイルドなイメージを出すと面白い。

これで、自分スペシャルなラッシュができたと思う。

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