タイヤの構造とタイプ

いつも何気なく車に乗って、エンジンを掛けて走り出す。
勿論、何の問題もなく目的地に向かい、混雑でもしていない限りそれ相応の時間で到着する、と言うことに慣れきっていて日ごろはあまり考える事のないタイヤについてのこと。
タイヤというものは、一本当たりの接地面積は標準的なものでハガキ1枚程度と言われている。つまりハガキ4枚分の面積で、車がする運動3要素、走る・停まる・曲がるの全てを受け持っていることになる。つまり縦方向のグリップが走る・停まるであり、横方向のグリップが曲がると言うことで、車の運動に必要な路面を掴む力“グリップ”の全てを受け持っているのだ。
更には快適性、つまり乗り心地・静粛性などにも大きく関与しているのだ。
タイヤがしっかりしていなければ、運動性能も快適性も損なわれてしまい、自身や他人の身体や命にもかかわる大切なものであるとご認識頂きたい。

では、その大切なタイヤの構造はどうなっているのだろうか。これを簡単に述べていきたい。
1・トレッド部
① 路面と直接接する部分で、タイヤの外皮とも言え、カーカス部分を保護している
② トレッドパターンが刻まれていて、縦・横のグリップを発揮し、雨天時の排水機能も持っている

2・ショルダー部
① タイヤの肩の部分で、カーカスの保護をしている

3・サイドウオール部
① 走行時に一番屈曲をする部分で、この部分の強度があると剛性が高くコーナリング性能が上がる
② カーカスの保護
③ メーカー名やタイヤのサイズ等が書かれている

4・ビード部
① カーカスコードの両端を固定し、タイヤをリムに固定する役割をしていて、高炭素鋼を束ねたもの

5・ベルト
① スチールコードでできていて、トレッド部分とカーカスの間にあり円周方向にに引っ張るようになっており、カーカスを桶のたが状に締めつけている補強帯

6・カーカス
① タイヤの骨格とも言えるコード層で、タイヤの受ける荷重・衝撃、充填空気圧等に耐えるタイヤの基本構造部分

以上のようにタイヤは概ね6つの部位から構成されていて、それぞれの部位は上記のようになっている。これは殆どのタイヤ(乗用車適用)で、ほぼ同じ構造をしている。

次に構造が大まかにご理解いただけたとして、タイヤのタイプを考えてみたい。
タイヤのタイプには大まかに分けて、運動性重視のハイグリップタイプ、乗り心地重視タイプ、静粛性に特化したタイプ(BSレグノ等もこれ)・エコに特化したタイプ、全てに対して平均点を狙った万能タイプ、等に分けられる。特殊なものとしては、オフロードタイプのものもあるが、乗用車にはあまり縁がないと思って間違いない。
ハイグリップタイプは、サイドウオールの剛性を高めるために偏平率の大きいものが多く、外見もスポーティーで迫力がある。また、ゴム質も柔らかくいかにも喰い付きがよさそうに見えるので、ついつい手を出したくなる存在ではあるが、ちょっと待ったと言う感じだ。
他のタイヤについては、外見上ではあまり判断ができないため、どのタイヤを選べばいいのかは、タイヤショップの方と相談して決めた方がよいだろう。
また、ハイグリップタイヤは縦方向に強いタイプと、横方向に強いタイプと、平均点を狙ったものがあって、これもショップの方に相談をしてみるとよい。

最後にタイヤを選ぶときには、ご自分の車がどういった特徴を持っているかと言うことが一つの判断基準になる。もう一つの判断基準として、ファッションを追求する場合があるが、エコカーにハイグリップタイヤを履かせても、何かちぐはぐな感じがあると思うのは私だけだろうか。
ご自分の車がノーマルなセダンだったら、この車に何を求めるかで選ぶタイヤも違ってくる。静粛性ならば●●、路面からの突き上げを嫌って乗り心地を重視するなら●●等の考え方で選ぶ基準を決めて、ショップの方に相談をするとよいだろう。
上手くタイヤを選んで、安全・快適なドライブを楽しんでいただきたい。

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