洗車に使う高圧洗浄機の選び方

TVの通販番組などでよく見かける“高圧洗浄機”とは、たったあれだけの紹介ではよく解らないとい方も多いと思う。
また、用途も多様で、洗車に向いているのかどうかも解らないと言う方も多いと思う。
一応の答えとしては“番組で紹介されているものは、どれを使っても洗車はできます”と言うことになる。
では、高圧洗車機にはどのような種類があるのだろうか、という疑問も出てくることだろう。
分け方としては簡単に言えば“家庭用”と“業務用”と言うジャンル分けになり、業務用には電源を必要としない“エンジンタイプ”も存在するので、結構な種類になると思う。

家庭用と業務用の線引きだが、その能力だとご理解いただければよいと思う。
その能力とは、常用吐出圧力(水圧)と常用吐出水量(毎分の水量)の数字で別れる。家庭用の場合、超高圧は必要なく、仮にあっても車の板金を凹ましたり、塗装を剥がしたりと言うトラブルになりかねない。
消防車の高圧ポンプ車から吐き出される水圧では、車のフロントガラスも破壊されるかもしれないと言うことを訊いたことがあるので、超高圧を使うことはお勧めできない。

家庭用の高圧洗車機を製造しているメーカーは、結構多いようだ。国内メーカーでは“リョービ”・“東芝”・“日立”等が有名どころで、アイリス大山が運営している通販サイトでは、アイリスブランドで販売している物もある。
また、輸入品では“ケルヒャー”が大所だろう。1935年に創業された、高圧洗浄機をメインにしたメーカーなので、歴史に裏打ちされた信頼性と性能はかなり高いという評価が一般的だ。アクセサリーのアイテムも充実していて、洗車だけではなく様々な用途に使えることは他のメーカー品と同じだが、サイクロンノズルの出来が他メーカーよりも良いと感じる。

家庭用の場合、水圧よりもこのサイクロンノズルを重視した方が、汚れの剥離性に優れた効果を発揮すると言われている。事実、ケルヒャーの業務用でのデモを見たとき、結構凄いなと思った事があった。工場の床に塗ってある耐薬品性の緑色をした塗料が、あっという間に剥がれてしまったからだ。

それはさておき、高圧洗車機はどうやって高圧水を吐出する事が出来るのだろうか、と言う疑問もあると思う。
水道にホースを繋いで、ホースの先端を摘まむと勢いよく水が出るが、あれとは全く違う。基本的には水をいったんポンプで加圧してから、吐出させるのだ。加圧に使うポンプは、プランジャーポンプが使われるケースが多い。ご存知の方もいらっしゃると思うが、このプランジャーポンプはディーゼルエンジンの燃料噴射にも使われている。御承知のように、ディーゼルエンジンは高圧縮により、燃焼室の空気の温度を高温にして、そこに直接燃料を噴射するため、かなり高圧な状況に負けない圧力で燃料を噴射しなければないらない。そのため、プランジャーポンプには高い性能が要求されるのだ。

ディーゼルエンジンも、高圧洗浄機も、ともにこのプランジャーポンプがある意味では生命線になる。このポンプのオイル交換なども、機種によっては必要とされる事もあるので、メンテナンスには気を配っていただきたい。

では、どこに行けば購入可能なのか、何をポイントに選べばよいのかと言うことを、少し述べていきたい。
多くのメーカーを検討したいのならば、通販がよいと思う。メーカー毎の機種に拘るのだったら、メーカーのHPを閲覧して、ショップを探して、ショップに行ってみることもよいと思う。
しかし、かなり知識のある方でないと、通販はお勧め出来ない。また、知識のある方であれば物足りなくも感じるかもしれない。

私は、やはりショップに赴いて、ショップの方と納得いくまで質疑応答を繰り返して、購入品を決めることをお勧めしたい。運が良ければ“デモ”をやってもらえるかもしれない。
要は車を買うときと同じ心構えが必要だと言うことだ。機械物に対する知識は、あるようでいて、実はそんなに深いところまでは知らないと言うことが往々にしてあるからだ。
車の事は結構メディアで紹介されているから、ある程度は知識を持つことができるが、高圧洗浄機をメディアがこぞって取り上げ、ふんだんに情報があるとは思えないし、事実ない。
だからこそ、ショップに行き直接様々な事を訊いてから、高圧洗浄機とはどういうものなのかと言うことをよくご理解いただき、更にはご自分の希望を述べて、それに沿った製品をいくつか選んでもらって、そのなかから最終的に決定されればよいと思う。
ご希望に添える洗浄機が見つかり、快適に洗車ライフを楽しまれることを願う。

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